鮭の子漫画

惰性の漫画と日記を書くの

ナメック星の住み心地について

上戸くんは、ナメック星に住んでいたことがある。ドラゴンボールを収集するためでもなければ、宇宙を守るためでもない。出稼ぎで、だ。 彼は背が小さいものの筋肉質で、タンク系の見た目だ。人間界隈では強そうな上戸くん。僕らの仲間内でも、 「ナメック星…

苗字ランキング1位が塗り変わるってさ

今回は、佐藤さんの話だ。 苗字の人口ランキングで「佐藤」が1位なのは有名な話だが、それは不正によるものらしく近々摘発されるという。摘発されれば、令和の佐藤狩り、リアルリアル鬼ごっことして、現代社会の教科書に載ることは必至だ。これを題材にした…

元号を決める会議に出席してきたよ

なぜ令和も3年になったこの時期にこの話題を書くかといえば、時期を見計らっていたからだ。決して、明日やろうが二年続いた怠け者だからではなく、元号会議の機密性なんてコロナ騒動によって、元官房長官も現総理も菅さんも、誰も気にしなくなっているはずだ…

鏡の中にたまに入れるよ

冗談ではない。たまに入れるのだ、鏡の中に。 その技を僕に見せつけてくれたのは、藤林くんだった。「騒ぎになるから、お前にしか見せていない」と藤林くんは言い添えてくれた。 ああ、温厚質実、樹木のように大人しく、白金育ちであるかのように品よく生き…

東野圭吾は万物の入門書ではあるんだよ

まなみちゃんが読書好きという理由だけで、活字なんて脱字ずるものとしか思っていなかった山谷くんが読書を始めた。読書といっても、まなみちゃんがハマっている東野圭吾作品を、片っ端から追いかけていくだけだ。 そしてご多分に漏れず、山谷くんはまなみち…

サブカル好き野郎の記憶は、桐のタンスに収められているんだ

長谷川くんは、物知りだ。 みんなが河川敷でダンボール滑りをしているときも、夕陽に向かってエヴァの凄さを語っていた。 隣で頷くだけの僕には、「人類保管」だとか「神の器」だとか「使徒」といった言葉を操る長谷川くんが大人に思えた。僕が知らない言葉…

腕が三本あったのなら、スマホを落とすこともないだろな

腕がもう一本あれば――と、童貞が新垣結衣を夢見るほどに愚かな願望を抱くことは多い。 料理中、子育て中、PCの操作をしながら書類をめくったりコーヒーを飲んだり、三本目の腕は活躍すること間違いのだ。 見た目の気持ち悪さだって、最初のうちだけ。人間が…