鮭の子漫画

惰性の漫画と日記を書くの

ワンピースの最終話を読んできた友人

「10年後に行ってきた」という友人の野方さん。未来に行く機会があるならば、普通は競馬や株の情報を持ち帰ってきたりするものだ。未来特有のアクティビティを経験してくるのも良い。

 しかし野方さんは、完結済みのワンピースを読破してくることだけに、貴重な時間旅行を費やした。

 机の引き出しよろしくで、未来と過去をポンポコ行き来できるならそれも分かる。僕はチェンソーマンの第二部が気になるし、完結なんてありえないがハンターハンターも読みたい。

 時間旅行なんて誰もいけていないこの世の中で、野方さんは一度きりのソレで、ワンピースのシナリオだけを得て帰ってきた。

 とんでもない強者だ。私利私欲の1番目に来るものがワンピースなのだから、彼女の家庭はさぞ平和なことだろう。まさに一つなぎの大秘宝だ。もっと有益なことを聞かせてほしい僕からすれば大悲報なわけだが、彼女の自分を貫く姿勢に僕は感服した。

 思い起こせば、彼女は常識では考えられない、もったいないことをよくする。

 びっくりドンキーに行って「メリーゴーランド」というパフェを頼んだにもかかわらず白玉を残して退店したり、鼻セレブを3枚まとめて使ったり、シュタインズゲートの最終話だけをあえて観ていなかったり、はちゃめちゃだ。

 はちゃめちゃだからこそ、ワンピースの最終話を知りたくない僕に、無理やりネタバラシをしてきたりもする。

 なんでも、謎の秘宝であるワンピースの正体は「ワンピース全巻」であり、あの世界の顛末が創作であるというメタ的な展開を迎えるらしい。

 びっくりどぎつい。

 また、最終話では、海賊王となったルフィがまだ回れていない島々を冒険するわけだが、フルーツと間違えて悪魔の実を食べてしまうシーンがあるらしい。(悪魔の実は、2つ目を食べると身体が爆発して亡くなってしまう)

「最後はカモメが飛んでるシーンで終いさ」とあっけらかんと言う野方さん。

 僕は彼女を、許さない。時間移動の装置を奪い、未来(ワンピースの結末)を変えるために僕は奮闘するわけだが、それはまた別の機会に。

 

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おわりっ